下からすごいなって思うことしかできない

私は、思い出しては惜しくなってしまうような女になりたい。夜中にふと思い出して、あぁまた会いたいなって思われたい。連絡するには勇気がなくて、そっと心の中に閉じ込めて置くような人にそう思われたい。
今の私は見せかけの言葉で繕い、おとなになろうとしている。おとなっぽいね、って何十回も言われてきましたが、何も嬉しくなかった。本当になりたい姿は「おとな」ではないようだった。そもそもおとなの定義がわからないけど、いくら歳を重ねてもまだまだ子供だなと思うだろうし想像していたほど年を取ることはいいことではなかった。

私は一体何者なんだ?

このくらいの年の悩みを抱えた少年少女は一度は自分に問いかけたことがあるだろう。
いくら考えても答えにはありつけなかった。周りからどう思われているかっていうのは興味本位で気になるもので、友達によく聞く。だいたいサブカル女って返ってきて終わり。それはわかるけれど、そういうんじゃなくて〜〜〜。抽象的でなくてわかりやすい簡潔な言葉で私のことが表せられたらいいのに。でも私だって人によって性格変わるし、そんな文章で自分を知る前に自分で自分を愛せさえさればどんなことだって見えてくるはずなんだよな。


私が憧れる、儚くて壊れてしまうような女の子だってきっと心に悩みを抱えていて、絶望したようなことを経験してそうなれていると思う。でも私はどれだけ絶望しても悩みを抱えても、軽い女かメンヘラくらいにしか思われていない。
芯が強い女になりたい。願望ばかりで、努力してないくせになんて言われても願うだけならただだから…口だけ達者だから、あまり親しくない他人にはちーちゃんはメンタル強くてうらやましいって言われることも少なくない。親しい友人は、ズバズバ言うくせに抱え込んで病むんだからって言ってきた。その通りでしかない。言いたいことを言わせてもらえる環境で育ったけどただのわがままでしか過ぎなくて、芯が強いとは別問題なわけで。

私は私が好きだけど、何者にもなれないあたしはずっと嫌い。
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でも顔は最近好きです可愛いので載せちゃう