今度こそなんてないし

久しぶりに書くなぁ、もう新学期だ。前の好きな人はやっぱり私を忘れて毎日パチンコ・スロット・ブロン・酒に依存を続けていた。わたしも過去の君に依存をしていたけれど。
でもわたしにも好きな人ができたし、大切な友達が増えた。暫くの私の心は落ち着いていたし居心地が良かった。ここ半年で仲良くなった友達とはもうほぼ付き合っているかのような関係になった。ただ相手は女の子だから、そう簡単に恋愛関係に発展できるような人ではないのが悲しいところだね。わたしはどっちもいけるけどね。

好きな人はやっぱりTinderでしかできなかった。
腐った性欲に支配された脳を持っているからやっぱり、セフレになってしまった。わたしもさみしかったし好きだったから簡単に股を開いてしまった。1年ぶりのセックスは、痛くて辛くて幸せだった。でも彼はゴムをつけてくれなかった。あぁ、またこういう人かって思ったし妊娠した日々を想像して死にたくなったけど、普段のんでいるピルに救われたようで数日後にはきちんと生理が来た。

生理中に彼に会いに行った。前日の彼は冷たく、突き放すようにLINEをした。いつもは他愛のない話をしておはようとおやすみをするのに、その日はしてくれなかった。けれど、会うとやっぱり優しく抱きしめてくれた。それは性欲からくる優しさだとわかりきっていたけど、それを強く返すことしか私にはできなかった。一緒にドラマを見た。

死にたい夜にかぎって

死にたい夜にかぎって

  • アイナ・ジ・エンド
  • J-Pop
  • ¥255
あたしと見るために見ないでいてくれたんだねなんて都合のいい解釈をして、幸せに浸った。昼寝するかって、彼なりのセックスの誘いには生理だからできないよときちんと答えた。わかってるよってヘラヘラしてたけど、ベッドでキスを繰り返し、寝っ転がってデスノートを見ながら手をつないだり胸を触る君は、私がもういいよって言ってくれるのをきっと待ってたんだなあ。
薬を飲んで眠かったから寝たかったけど我慢した。彼のしてくれる腕枕に、慣れてないから腕の位置がわかんないよって恥ずかしく笑った。髪がボサボサになった私の髪を優しく撫でてくれた。お腹が空いたって言ったらマックを買ってきてくれた。一人で待っていたらどんどん雨が強くなってきて、殴られたように頭がずっと痛かった。帰ってきた彼を膝枕していたら、先に寝られてしまった。さみしくて、起きてっていう私にどうしたのって言うから、私も眠いって言った。彼は狭いソファの上で私を腕枕した。ぎゅっと強く抱きしめて私はいつのまにか寝ていた。彼は相席食堂を見ていた。

もう帰らなきゃ、っていう私をうん。とだけ返すからどうでもいいのかと悲しくなって上着を着た。ごめんねまだ子供で、君の性欲処理のために親を心配させられない。私は8時5分に彼の家を出て、送るよって言ってくれたから駅まで送ってもらった。赤く火照った顔を黒マスクで隠した。


近日中に他の女の子を連れてセックスするんだとおもってまた勝手に悲しくなった。洗面所においてあるヘアゴムは君が使うのかなぁ、ファンデーションなんか使うっけ、インスタの女の子からの通知はきっとTinderの子だよね、お風呂場のシャンプーは君の?これ以上深く考えるのはやめようとそのうち思った。
君は私にどうなってほしいの??かまってくれてありがとう、切るなら早く切ってね。